D'Log

たま〜に思うことってあるよね。

高校野球:ネタ野球部にいた話

今週のお題高校野球

 

今週のお題高校野球だったからには書くしかないと思った。なぜなら俺は中高と野球部だった。小学生の頃はソフトボールをしていた。まさに球児。球技は色々やったりと好きなのだが野球に関しては本気で打ち込んできた。

 

中学時代は省く。それほどに高校野球が面白かったのだから。

本来の野球の面白いとは異なっているかもしれない。

 

野球大国・愛媛の中でも俺の高校はいわゆる弱小高校で、どれだけ弱小かというと一年生の俺が1番・ショートという球児の憧れのポジションになったくらい弱小。そのくせして俺が打席に立つと『打たんかったらどうなるか分かっとるやろな!』と野次だけはしっかり飛ばしてくる。もちろん俺の高校野球初試合初打席は、センター前ヒットという素晴らしい記録を残した。

なんか急に7回裏の満塁というピンチで急にポジションチェンジでピッチャーをさせられたりと、すこぶるテキトーな高校だった。理由を聞くとキャッチボールで投げたスライダーが使えそうだったからだと。アホすぎる。

でもそんな監督も野球は大好きなのである。もうどうしようもないから諦めているけど、楽しみたいって感じの監督だった。学校は細長いグラウンドで、レフトしか存在しないノックをしていたり、バッティング練習は週一でしかできない環境だった。高校生ながらに思っていた、なぜ野球部を作ったのだろう。

 

誰もがそう思えるほどに環境が整っていないのだ。

 

何せ海洋系の職業高校なために、グラウンドを必要としていないのだ。必要なのは海なのだ。体育祭も海で競技、授業も海、海が好き。俺たちはうみんちゅなんだ。

 

もう野球なんてやってる場合じゃないような高校で、俺は三年の引退試合まで野球をした。不思議と不満はなかった。マネージャーもかなり仕事しないスコアを書くしかできない女の子だった。マネージャーといえば荷物を運んだりトスバッティングとか手伝ってくれそうなもんだが、頑なにスコアを書いていた。あだ名はスコア

 

ちなみに隣の高校は甲子園常連高校。強豪校として全国でも有名だ。メジャーリーガーを一人排出しているんだから困ったもんだ。勝てるわけがない。

我が校はライトのやつはいつもレフトでノックを受けているもんだから、ライト前ゴロを一塁で刺すなんて発想すらしてなかったんじゃないかな。センターのやつもそんな左右に走る練習なんてしてないから、右中間に打球が言ったら最悪だったよ。ライトもポカーンのセンターも「ライトだろ?」みたいなことになっていた。

雨の日の試合で「眩しい!」っと叫んでフライを見失った天才レフトもいた。お前は一番練習できただろと突っ込みたくなる。あだ名は幻の魚の目

 

そんなネタかのように練習に励んだ俺たちは、甲子園なんて視野にも入れずに駆け抜けた。野球は俺の青春そのものだ!なんて言えない。俺の野球は中学で終わっていたも同然。高校ではネタ野球部だったに違いない。

 

そういや買いに行くんじゃなくてなぜかお下がりで支給されたユニフォームはサイズがなくてかなり短かったな。練習着の方がめっちゃかっこいい。めんどくさくて体操服で練習してるやつもいたな。サッカー部と思いながら野球してたんだろうな〜

ちなみに高校野球最後の打席は、親友であり4番打者の上◯が「俺、四番だと打てないんですよ!」と講義したため、親友だからか俺が四番になった。三者凡退で終わり、回ってきた二回表。初球からバットを振ると決めていた俺はレフトオーバーの三塁打を放った。誰もが勝てるぞ!とおもう流れのなか、次々と三振していく後輩たち。7番打者の時は、もうリードするのやめへん?と思った。

 

そんな弱小ネタ野球部は今もあるんだろうか。